Example XII.4.5(点列コンパクトだがコンパクトでない位相:Σ-積)
- Example XII.4.5(点列コンパクトだがコンパクトでない位相:Σ-積) #Card
- Σ-積とは何か。なぜ点列コンパクトだがコンパクトでないのか。
$X={0,1}^{[0,1]}$(cards/topology/compact-not-sequentially-compact-cube の $\eta$)の部分集合 $Y:={f\in X: s(f):={r: f(r)\neq0}\text{ は可算}}$ を Σ-積 と呼ぶ。
- $Y\neq X$ かつ $Y$ は $\eta$-稠密(有限台の関数で任意の基本開集合を撃てる)。
- $\eta|_Y$ はコンパクトでない:$Y$ は Hausdorff コンパクト空間 $X$ の $\eta$-閉部分集合でない(稠密かつ真部分集合だから)。
- $Y$ は点列コンパクト:任意の点列 $(f_n)_n$ に対し $S:=\bigcup_n s(f_n)$ は可算集合なので、$Z:={0,1}^S$ は $Y$ の $\eta$-閉部分集合であり、cards/topology/prop-xii-4-4-countable-product-sequentially-compact により収束部分列が取れる。
「稠密だが真の部分空間」というだけで非コンパクトになる一方、可算台という制約が点列コンパクト性を保証する — 同時に countably compact だが compact でない例(Example XII.4.5 の後注)でもある。