📐 Proposition XII.1.11(Euclid 空間の部分集合のコンパクト性、4つの同値な言い換え)
- 📐 Proposition XII.1.11(Euclid 空間の部分集合のコンパクト性、4つの同値な言い換え) #Card
- Euclid 空間の部分集合 $A$ が compact であることの、フィルター・列・可算被覆・任意被覆による4つの同値な言い換えは。一般の収束空間ではどうなるか。
$A$(標準位相を持つ Euclid 空間 $E$ の部分集合)についてコンパクト $\iff$ 以下すべて同値:
- フィルター $\mathcal{F}$ が $A$ と mesh するなら $\operatorname{adh}\mathcal{F}\cap A\neq\emptyset$
- $A$ の任意の点列は $A$ の点に収束する部分列を持つ(列コンパクト性)
- $A$ の可算開被覆は有限部分被覆を持つ
- $A$ の任意の開被覆は有限部分被覆を持つ
証明は Exercise XII.10.3 で完成($\mathbb{Q}$ の可算性を使い、任意被覆を可算被覆に落とす段が鍵)。
警告: 位相空間一般では (1) と (4) のみが同値。一般の収束空間では4つとも異なる。Euclid 空間(第二可算・距離化可能)という特殊性がこの一致を可能にしている。
IsCompact(位相版の (4))と IsSeqCompact((2))は Mathlib では一般に同値でない(第二可算性・距離化可能性が必要)。